那珂川氾濫で水害にあった建物をスケルトン解体後編|ランドサービス株式会社 【内装解体】 【建物解体・内装解体】
前回記事の続きです。1階部分は全て浸水してしまっているため柱と基礎以外を解体撤去するという工事内容となります。前回記事の通りある程度なかのモノと床に溜まった泥は撤去しましたが、天井も水を吸っており建物のなかにいても雨が降っているような状態です。ここからどんどんスケルトンにしていきます。
途中経過の外観写真です。屋根の上にもゴミがあることからその水位が窺えます。外壁,断熱材,ボードがはがされ風通しがよくなりました。
こちらは内部の様子。剥き出しになった柱がキレイなことから適切な工法で建築されていたことがわかります。ここから消毒することで再利用することが可能です。
天気にも恵まれ順調に作業が進んでいきます。余談ですが弊社では毎月解体フォトコンテストを行っておりこの写真は11月大賞に選ばれました。
こちらは16m用の高所作業車を利用した外壁解体です。柱を傷つけないようスタッフが手作業で行っています。
終盤は床解体です。全ての床を剥がした後、床下には断熱材が敷き詰められておりこちらも全て水を吸っていました。1つ1つ持ち上げ水を切りながら撤去していきます。改めて写真をみてみると何とも言えない珍しい光景です。
そして完了です。最終日は17時をまわってしまったため完了写真は暗くなってしまいましたがスケルトン状態になっています。最初の写真と見比べてみると違いがよくわかります。今回は依頼を受けての災害対応となりましたが微力ながらご協力できたことを光栄に、かつ弊社としても貴重な経験をさせていただきうれしく思います。またこのような記事があれば掲載していきます。